こんにちは、春日井市の住宅型有料老人ホーム ナーシングシアラスです。

そろそろ、藤の花が見頃の時期になってきましたね…ということで、シアラスでは機能訓練を兼ねて、利用者さまに、折り紙で藤の花を作っていただくことにしました。

折り紙を折ってパーツを作る人、作ったパーツを貼る人、というように役割分担をして、それぞれが出来ることをしていただきました。皆さん集中力がすごくて、黙々と作業をされていました。

脳の活性化や手指の機能訓練につながる

飾り付け制作中

折り紙は、細かい作業が必要になるため、指先のコントロールを取り戻すリハビリの効果が期待できます。そのため、ナーシングシアラスでは日々のレクに、折り紙を使った機能訓練を取り入れています

もう一点、折り紙のメリットとして、認知症予防にも効果があると言われています。
どんな形にするかを考えながら、次にどこを折るか、キレイに折るにはどうするかなど、想像しながら手指を使うことで、脳に適度な刺激を与えることも期待できます。

作品作りを通して得られる達成感

折り紙は機能訓練や認知症予防の効果が期待できるとお伝えしましたが、もう一点大切なことがあります。

それは「作品作りを通して得られる達成感」です。

折り紙では大きな達成感を得ることはできないかもしれませんが、ご自身で何かを作ること、周囲のメンバーと一緒に何かに取り組むこと、スタッフに頼られること、作った作品が施設に飾れること。

そうした周囲との関わりの中で、小さくても何かを成し遂げる喜びは、積み重ねれば大きな価値になると思いますし、そうした体験の積み重ねが、利用者さまの自立にもつながると考えています。

素晴らしい藤の回廊が完成しました

藤の回廊

数日間の作業を経て、ついに藤の飾りが完成いたしました。
利用者さまも嬉しそうなお顔をされていました!ありがとうございます。

今後も季節に合わせて、折り紙を使った機能訓練と認知症予防レクを続けていきたいと思います。

ナーシングシアラスでは、利用者さまにとって本当に必要なことをスタッフ全員が考え、ご家族と相談しカタチにしてまいります。