利用者さまが黙々と真剣に色画用紙に折り紙の花びらをつけ、立体的なひまわりに仕上げました。
背景も利用者さまが一枚一枚丁寧に貼って作られています。
ひまわりだけでなく、ひまわりの葉の緑や奥まで続く畑、背景に望む山や空の青まで表現されているのがお見事です。
見ているこちらも元気を頂ける、夏にぴったりな作品ですね。
他にも紫陽花の絵も素敵に作られています。
利用者さまが出来上がった作品を感慨深げに見ていますが、一体何を思っていらっしゃるのでしょうか。
医学においても絵を描くなどの創作活動は臨床美術あるいはアートセラピーとして理論が確立され、認知症予防やリハビリ効果が確認されています。
さらに出来上がった作品を飾ることでコミュニケーションツールにもなるので、さらに脳を活性化させることに役立ってくれます。
大切なのは絵を描く目的や結果にこだわるのではなく、過程を楽しむことです。
創作活動は確かに脳に良い刺激を与えますが過度な刺激は逆に負担になってしまうので、作品を否定はせずに褒めるなどして楽しめる環境作りが重要です。
芸術の秋にはまだ早いですが、創作活動を家族や親しい人と一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。
春日井市の住宅型有料老人ホーム ナーシングシアラスでは、利用者さまの創作意欲や感受性も大切にしていきます。