こんにちは。春日井市の住宅型有料老人ホーム ナーシングシアラスです。

毎日の水やりの成果もあって、先日植えた苗が大きく育ってきました!
実がなるのはもう少し先なので、しっかりと育てていきたいですね。

シアラスでは施設の裏手で野菜を育てています

野菜の水やりは利用者さまに担当していただいてますが、野菜を植えている場所は施設の一番裏手なので、野菜のお世話をするのは意外と大変です。
シアラスの裏手に延びている20mほどの通路をスタッフと一緒に、頑張って歩いて行きます。

でも実はこれ、あえて施設の裏手に野菜を植えているんです。

野菜の水やりは機能訓練の一環

シアラスではちょっとした工夫で、日常生活の中で機能訓練を行なっていまして、野菜の水やりも歩行訓練としての位置付けで行っています。

施設の飾り付けや、こうした野菜の水やりなどの日常の動作を通して機能訓練を行うことで、自然と利用者さまに機能訓練に取り組んでいただくことができます。

ただ歩くだけで施設の裏手まで行くのは億劫だと思いますが、利用者さまが「野菜に水をあげる」という目的意識を持っているので、ご自身の足でしっかりと歩かれていました。

しかも、シアラスの裏手にはフェンスがあるので、手摺の代わりに丁度いいんです!

機能訓練とリハビリの違い

「機能訓練とリハビリの違いって何?」という疑問を持つ方に、機能訓練とリハビリの違いについて説明させていただきます。
まず機能訓練もリハビリも、目的は「身体機能の改善」という点は同じで、異なるのは「医師の指示」に基づいて訓練を行う必要があるかどうか、という点です。
リハビリは理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などの専門職が医師の指示に基づいた訓練を行い、機能訓練は特に決まりはなく、各施設・各スタッフの判断で行うことができます。

利用者さまの毎日の楽しみとして

収穫第一号は大葉です!

虫食い葉のチェックも利用者さまに行っていただきますが…真剣そのもの(笑)
野菜の水やりは、歩行訓練としてだけでなく、利用者さまの毎日の楽しみにもなっているようです。

ナーシングシアラスでは、今回紹介したような歩行訓練をはじめとして、日常生活を通してさまざまな取り組みを行っています。
利用者さまにとって本当に必要なことは何か?毎日の生活の中で出来ることはないか?
スタッフ全員が考えカタチにしてまいります。